人気ブログランキング | 話題のタグを見る
中野督夫DIARY
tokuodiary.exblog.jp

今日のダリ督夫

by talk_oh3
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ダリ督夫ミニハーレムツアー同行記(マジカル・テリブリー・ツアー)1
ダリ督夫ミニハーレムツアー同行記(マジカル・テリブリー・ツアー)1_d0135222_059376.jpg

6月19日(金)

上田、松本、須坂と続くダリ督ミニハーレムツアーに同行が決まったのは先月、西荻窪「Terra」でのライブ後。
少々緊張で当日を迎えたのだが・・・・
トクオさんまだ寝てたみたいで1時間遅れの出発。

取って置きの70年代ウエストコーストロックをバックに車は順調に関越高速を進む。
いつになく安全運転の自分。助手席のトクオさんはここでもステージ同様サービス万点の軽妙なトーク。平日のせいか1時間の遅れなどあっという間に挽回して上田市に到着した。

それぞれの上田市体験を基に本日の会場「カエルブルウ」を探すが、行った時期も場所も違うため一向に埒が明かない。こちらでお世話になるミュージシャンのリンコさんの電話ナビでそろりそろりと車を進めるがよく分からない。自分も業を煮やして適当に左にカーブを切ったその時、そこに何とカエルが・・・

正直驚いたが、トクオさん「まぁ、人生こんなもんだ。なぁ! よし、これMCのネタにしよ」ですと。

結局、早く着き過ぎたため、トクオさんを隊長に上田市路地探訪に出発。やはりそれぞれ頭の中の地図は違うみたいで、話が全く噛み合わない。神社があればこのツァーライブの成功を祈り賽銭にかしわ手。シャッターが降りているヤキソバ屋があれば「こういうところが旨いんだ!あとで食べに来よう」とまるで小学3年生の遠足のノリ。これが実に楽しい。

途中、元造り酒屋だったという茶店に入り、それぞれ甘いものに舌鼓。聞けばスキップフロアの階上にはピアノがあり、機会があればライブをやりたいのだと女主人が言う。
トクオさんの耳がこの言葉を聞き逃すはずもなく、話は一気に具体的に。
事実、吹き抜けから上がったフロアは結構広く、木の香さわやかな落ち着いた雰囲気。
涼しい秋の夜長にトクオさんのバラードなんていいかも?なんて思ったのもつかの間、「ここでバンドマンブルースは無理だわな、うーん」。
名刺を渡し、ゴキゲンのトクオさん。これは実現する可能性大と見た。

ちい散歩を終えて戻った会場では既に共演の「Hips」がリハーサルの真っ最中。ショッキングブルーの「ヴィーナス」のカッティングギターがトクオさんのスイッチに触れたらしく、激しく壊れるトクオさん。ちょっと笑いすぎですってもう!

あれだけ人のリハで笑っておいて自分のは真剣そのもの。入念にミキサーとのやり取りを繰り返し、表情は小学3年生からベテランミュージシャンの顔になっていた。トクオさんが緊張すれば僕も緊張するのは当然で、あまり役には立てなかったみたい。本当はこの時点で光の回り具合なんかをチェックしなければいけなかったのだが、全ては後回しになってしまった。

ライブはのっけからフルテンション、Hipsあらため「にぎやかし~ず」の面々はいずれもトクオさんに勝るとも劣らぬ芸達者。いつの間にか満員の店内も割れんばかりの拍手と歓声に包まれていた。この「カエルブルウ」というライブハウス、意外と言っては失礼だが音がすこぶる良い。天井が低い割には抜けがいいというか大音量でもボーカルやベースがしっかりと聴き取れるのにはびっくりした。

照明もきちんと整備されていて写真屋としてはこれほどありがたいことはない。気持ちよくシャッターが切れるせいか、ついいつもより枚数が増えてしまう。

この上田という街、一見おとなしそうに見えるお客さんも実にノリがいいというか、それぞれが勝手に目一杯楽しんでいる感じ。この独特の雰囲気は東京ではまずお目にかかれないかも?

途中、トクオさんから例のヤキソバ屋へお使いに出されたのだが・・・・やはりシャッターは閉まっていた。師匠のがっかりした顔を思い浮かべるとこのまま帰る気にもなれず、奥に人の気配がするので一応尋ねてみると、営業時間は午後4時から5時までの1時間とのこと・・・(ありえねえだろ~!そんなの~!) どんな商売なんだ。実に上田のヤキソバ屋は高速シャッターであった。

戻ってトクオさんに事情を話すと残念そうであったが、これもすぐMCのネタにするところなんざ、さすがプロは違うね。

ライブ中も店内の客を煽って盛り上げるに止まらず、外から中を覗く通行人までいじって入店させるという某惹無人ぶり。最後はステージに出演者全員が上がってもう何が何だか分からない状態で幕。

と、ここで話は終わりにしたいところだが、幕で終わろうはずもなく、トクオさんは盛り上がった観客の渦の真ん中でいたくご機嫌。途中通行人から客になってしまったリッキー氏とも肩を抱き合いハイデホー!

最後のお客さんが帰るまでテンションはそのまんま。帰りの車の中でもそのまんま。疲れを知らないスーパーマンだな・・・・家に着いてまた打ち上げ。乾いた喉にビールが旨かったぁ!
「明日もあるし、そろそろ寝るとするか」といってお開きになったのが午前4時。
初日ということもあり、ドッと疲れた僕は帰るブルー・・・・・・なんちって!

ダリ督夫ミニハーレムツアー同行記(マジカル・テリブリー・ツアー)1_d0135222_0432026.jpg
初めての上田上陸。まずは観光マップでしょ

ダリ督夫ミニハーレムツアー同行記(マジカル・テリブリー・ツアー)1_d0135222_0435945.jpg
少年が来て神社の裏道を教えてくれました

ダリ督夫ミニハーレムツアー同行記(マジカル・テリブリー・ツアー)1_d0135222_04492.jpg
探索中に見つけた素敵なカフェ。今後ライブをやってくれそうなオーナーさんでした

ダリ督夫ミニハーレムツアー同行記(マジカル・テリブリー・ツアー)1_d0135222_0442071.jpg
久々のカズーとギターのショット

ダリ督夫ミニハーレムツアー同行記(マジカル・テリブリー・ツアー)1_d0135222_0442824.jpg
グイーン、キャイーン、じゃなく"みゃいーん"の1人Queenのteaくんの金髪姿(ハーレムボーイ)です。

ダリ督夫ミニハーレムツアー同行記(マジカル・テリブリー・ツアー)1_d0135222_044389.jpg
やっぱり何処に行っても顔弾き

ダリ督夫ミニハーレムツアー同行記(マジカル・テリブリー・ツアー)1_d0135222_0445132.jpg
ハーレムツアーの始まり

ダリ督夫ミニハーレムツアー同行記(マジカル・テリブリー・ツアー)1_d0135222_045490.jpg
これぞハーレムツアー!

(c) photo ちろりん小島
by talk_oh3 | 2009-07-02 00:46 | ライブ